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エボラ出血熱

最近あまり話題に上らなくなったエボラ出血熱ですが、実際西アフリカでの流行もそろそろ終息宣言がでるそうです。その影には、国連保健機構WHO職員の涙ぐましい努力があったのはいうまでもありません。
一方最近の医学誌ランセットでも、朗報が出ています。WHOからの報告で、ワクチンが6000人近くに接種され効果が確認されていることが報告されています(Lancet Vol389:505-518)。ただし重篤な副作用も2人にみられ、まだ改良の余地があるものの、2018年には実用化されるだろうとも報告されています。
 ところが、2017年4月そのリベリアで、原因不明の病気で11人の死亡者が出現し、エボラ出血熱に症状が似るも、別の病気と判断されています。まだこれが流行するかどうかは不明ですあり、その原因すら解明されていないようです。
 新興感染症といって、いままでは一部の風土病であったものが全世界に蔓延する事実がここ数十年でいくつもみられています。たとえばエイズ、エボラ、MERSやSARDなど。そしてまだパンデミック(世界中への蔓延)が見られぬ新型インフルエンザもそれにあたります。(文責 院長 若杉直俊)

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